令和4年9月21日㈬ 千葉YEG9月定例会『地元プロバスケットボールチームから学ぶ 地域と関わる事業戦略について』を開催

 私が所属する交流研修委員会では、字の如く「交流」と「研修」を主として活動しており、今回の定例会を開催するにあたり、委員会メンバーから様々な研修案が出されましたが、地域貢献や千葉市を盛り上げるという YEG の目的と一致することから、アルティーリ千葉をお迎えする事となりました。

 しかしながら、私はバスケットボール漫画の「スラムダンク」や「DEAR BOYS」を読んで育った世代でありながら、『安西先生バスケがしたいです!!』とはならず・・・それほどバスケットボールには興味はありませんでした。近年こそ、数年前に取引先のイベントで、B1リーグの千葉ジェッツの試合を、船橋アリーナにて何度か観戦し、富樫選手等を知っている限りで、検討案が出されている時点では、アルティーリ千葉というプロバスケットボールチームの存在は何となく知っておりましたが、設立時期や、どのリーグに所属しているか等も知らず、モノレールや会社の前を通過するバスに、ブラックネイビーでラッピングされている「ac」のロゴも、最近よく見るなぁ~という程度で、正直アルティーリ千葉のロゴであるという事は、全く分かりませんでした。

 余談ではありますが、今回の定例会を実施するにあたり、議案書等を作成するのと時を同じくして、自分の勤める会社が、アルティーリ千葉とオフィシャルスポンサー契約をしたと聞いた際には、あまりにも旬ネタ過ぎて、本当にビックリ致しました。 

ここで、アルティーリ千葉について改めてご説明しますと…(クラブパンフレットより)

2020年7月1日に新たに誕生した男子プロバスケットボールクラブ。千葉市をホームタウン、千葉ポートアリーナをホームアリーナとし、2021-22シーズンのB3リーグから新規参入、参入初年度でB2リーグへの昇格を果たす。

★千葉には、千葉ロッテマリーンズや、ジェフユナイテッド市原・千葉という、千葉市を本拠としているプロスポーツチームもありますが、アルティーリ千葉は、千葉市で産声をあげたという事がポイントです!

クラブ名の由来である”altiri“とはエスペラント語で「惹きつける」を意味しており、”Attract the World-世界中を魅了するクラブを作る”というビジョンのもと、バスケットボール通じて関わるすべての人々を魅了し、人々の日常を豊かにするようなクラブを目指して活動中。

クラブのシンボルは、勝利や勇気の象徴である“盾”と、文化を創り出すきっかけである“文字”でAとCを表現している。

ビジョンとしては、バスケットボールを通じて関わるすべての人々を魅了し、人々の日常を豊かにするようなクラブを目指し、2023-24シーズンにB1へ参入し、2025-26シーズンでの優勝を目標にしているとのこと。

 定例会当日は、アルティーリ千葉より講師として、飯村取締役ならびに、新入会員の梅村委員をお迎えし、二部制に分け講演頂きました。

第一部では、①千葉市で生まれたプロバスケットボールクラブアルティーリ千葉の概要 ②アリティーリ千葉の想い ③千葉YEG会員へのお願い等を熱く語って頂き、第二部では、アルティーリ千葉の考える地域と関わる事業戦略として、①地域の子供達との交流 ②フリースローチャレンジ開催について ③選手の日常生活等を、コーディネーターを交えて質問形式で行いました。第一部での飯村取締役の熱い講演もあってか、一つのテーマに対し多くのメンバーが挙手をし、30分近くに渡り質問攻めした事や、B3リーグへのエントリーは済んだが、本当に何もない状況から、若いメンバーでここまで築き上げてきた苦労話等が、非常に印象に残っており、とても記憶に残る良い定例会になったのではと思っております。

定例会から数日後、私用にて京成千葉駅付近を歩いていたところ、行列が出来ている場所があったので、何をやっているのかと近づくと、イベント終了後の選手を連れて、即席の写真撮影会を実施している飯村取締役の姿がありました。学生位の非常に若い世代の方々が数多くいた事が印象的であり、この様な地道なファン(=お客様)サービスの大切さや、アルティーリ千葉の明るい未来を感じました。

 最後に、この記事が出る11月には、既にホーム開幕カードは終了している予定ですが、シーズンは始まったばかりです。コロナ禍は続いており、油断は出来ない状況下ではありますが、本拠地の千葉ポートアリーナでは、光と音で魅せる大迫力の演出もあるそうです。是非皆様可能な限り会場へ足を運んで頂き、一緒にアルティーリ千葉を盛り上げていきましょう!

交流研修員会 副委員長 髙山智広